スクエニと任天堂とNTT東西、ドラクエX・Wii・フレッツ光の販売拡大で協業

2012年5月17日 12:33

 スクウェア・エニックス、任天堂、NTT東日本、NTT西日本の4社は16日、スクウェア・エニックスのゲームソフトでシリーズ初のオンラインゲームとなる「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」(2012年8月2日発売予定)、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」、およびNTT東日本・西日本の光ブロードバンド「フレッツ光」(インターネット接続サービス)それぞれの販売拡大、及び「Wii」のインターネット接続推進を目的として、プロモーション及びインターネット接続サポートについて協業していくことで合意に至ったと発表した。

 近年ブロードバンドの普及に伴い、家庭用ゲーム機でもオンライン対応のゲームソフトが増加している中、今回、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」のゲームソフトとして、スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」シリーズ最新作「ドラゴンクエストX」が、シリーズ初のオンラインゲームとして提供されることとなった。

 このような状況の下で、ゲーム業界屈指のネームバリューを持つ人気ゲーム「ドラゴンクエスト」を提供するスクウェア・エニックスと、約1,650万人のフレッツ光顧客基盤を持ち、信頼性の高い通信サービスを提供するNTT東西、及び、顧客に「Wii」のインターネット接続に関するサポートを行うコールセンターをNTT東西と共同運営している任天堂が相互に連携することで、より多くの顧客にオンラインゲームに必要となる快適な通信環境を簡単に提供することを目的に、今回協業に至った。

 同協業により、NTT東西は「フレッツ光」のさらなる付加価値向上、スクウェア・エニックス及び任天堂は、「ドラゴンクエストX」及び「Wii」の販売拡大とインターネット接続率の向上を図り、それぞれの得意分野を活かした連携を展開していく。

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