「渋谷ヒカリエ」が開業18日間で来館者数220万人突破

2012年5月16日 11:31

 東京急行電鉄が4月26日に開業した渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」の来館者数が、5月13日、開業18日目にして220万人を突破した。東急百貨店が運営する商業施設「ShinQs」と、6・7・11Fの飲食店舗、ならびに8Fのクリエイティブスペース「8/」ともに、売上・来場者数とも好調に推移し、今なお堅調を維持しているという。

 ShinQsは、開業以降の売上予算比が160%と好調に推移しており、平日の夕方以降はターゲットイメージである働く女性を中心に多くの集客を図れているという。具体的には、ShinQs Foodは、フロアコンセプトであるウェルネスビューティフードを象徴するナチュラルフードの品揃えや、日本を代表するパティシエのショップが人気。ShinQs Beautyは、百貨店ブランドだけでなく、セルフコスメやビューティサービスまでトータルで展開することで、幅広い層を吸引し、他フロアを含む買いまわりを促進している。ShinQs Fashionは、自主編集の雑貨売場「ShinQs パーツ ジョイスト」や、婦人靴売場「ShinQs シューズ カレイド」が、独自の品揃えで高感度な女性の支持を受け、雑貨全体を牽引。ShinQs Lifestyleは、「ザ・コンランショップ キッチン」など初登場のショップが顧客の関心を集め、多くの集客を確保している。

 また、6・7・11Fの飲食店舗は、フロア全体で終日多くの利用があり各店舗とも売上が好調。昼はランチに加えてカフェ利用、また夜は平日を中心にビジネス層の利用も多く、コンセプト通りに利用シーンに合わせてフロアが使い分けられているという。

 8Fのクリエイティブスペース「8/」ではオープニングイベントも大盛況。また、各区画のギャラリー巡りとd47MUSEUMの併設ショップとの買い回りも見られ、フロア全体として多くの顧客が回遊、D47食堂も連日待ち列ができるなど売上を伸ばしている。

 なお、渋谷ヒカリエでは年間の来館者数1,400万人、ShinQsでは初年度売上180億円を目標にしている。

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