トヨタ、中国・長春新工場で「カローラ」を生産開始 投資額は約500億円

2012年5月14日 16:19

 トヨタ自動車は14日、同社と中国第一汽車集団公司の中国での生産合弁会社である四川一汽トヨタ自動車有限会社(Sichuan FAW Toyota Motor Co., Ltd. 以下、SFTM)が、現地時間5月14日9時(日本時間10時)、長春新工場(吉林省長春市)において「カローラ」のラインオフ式典を実施したと発表した。

 式典には、省政府、市政府からの来賓、一汽集団の徐建一董事長、トヨタの牟田弘文専務、SFTMの加藤昭夫総経理など約700人が出席した。式典の中でトヨタの牟田専務は、「トヨタの長春での事業は、政府の方々をはじめ、中国の皆様のおかげで成長してきた。西工場(長春新工場)での生産開始を機に、さらにたくさんのいいクルマを中国で生産していきたい」と述べた。

 長春新工場では「カローラ」を年間10万台生産する予定。今回の長春西工場生産開始に伴う投資額は約38億元(約500億円)で、新たに約2000人を採用している。

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