【話題】「除染」は陸上から海底へ、東京湾にセシウム報道、浚渫株出番
2012年5月14日 11:44
東京湾の海底の土にセシウムが多く蓄っているという。近畿大学の調査で明らかになった。昨年8月の調査時点より13倍にも増えているところがあるという。福島原発から漏れたセシウムが広く関東平野に拡散して河川から湾に流れ込んだ。
「セシウムがもうこれ以上増えないというメドの立った時点で東京湾の海底を大掃除することになるだろう。思い切ってやらないと、『江戸前』のイメージを悪くしてしまう」(中堅証券)。
放射能の「除染関連銘柄」は、ひところに比べると人気が衰え気味だった。「陸上の除染にほぼメドがついたということもあるだろう。ただ、今後、海底や川底の除染となると規模も大きくなるのではないか」(同)。
若築建設 <1888> 、東洋建設 <1890> 、ライト工業 <1926> などの土木・浚渫関連銘柄がクローズアップすることになりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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