【銘柄診断】ヒーハイスト精工は今2013年3月期の利益4倍増を評価する
2012年5月12日 18:14
ヒーハイスト精工 <6433> (JQS)は2月27日の年初来高値137円から続いて来た調整を切り上げの気配が強くなってきた。
主力製品の直動機器の産業用機械等の受注が後半減少したため、前2012年3月期決算では営業利益は3400万円(前々期7100万円)と従来予想の6900万円を下回る結果となった。しかし、今2013年3月期については営業利益1億4100万円と前期比4倍強の大幅増益に転換の見通し。
スマートフォンやタブレット端末向けなどの電子部品業界向け、あるいは新興国中心に需要増が続く産業用機械業界などへの売上げを伸ばし、中国販売子会社の本格的な販路拡大も寄与してくる。
株価は100円台に接近する低水準に位置しているが、PBR0.2倍台は何といっても超割安。ゆっくりとした出直り相場入りを指向するものと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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