エディオン、ストアブランドを「エディオン」に統一 新ブランドマークも導入

2012年5月11日 18:07

 家電量販店大手のエディオンは11日、同社が展開している家電専門店「デオデオ」、「エイデン」、「ミドリ」、「イシマル」の直営店ストアブランドを「エディオン」に統一し、新たなブランドマークを導入することを決定したと発表した。

 エディオンは、2002年3月に中国・四国・九州地方を中心に「デオデオ」を展開する株式会社デオデオと中部地方を中心に「エイデン」を展開する株式会社エイデンの持株会社として設立し、今年設立10周年を迎える。これまでは各地域で永年培ったストアブランドを活かした営業展開を行ってきたが、今回設立10周年を機に、ストアブランドの統一を実施する。

 ストアブランドの統一により、顧客の利便性が高まると同時に、これまで以上に社員の一体感も高まることが期待されるという。また、ストアブランドの統一により重複費用の削減も見込まれることから、経営効率の向上も一層図れるものと同社は考えている。

 なお、今回のストアブランドの統一によりエディオンは、家電販売を主として行う「エディオン」を展開する同社と、「100満ボルト」を展開する株式会社サンキュー、携帯電話の販売を行う株式会社エディオンコミュニケーションズ、システム開発を行う株式会社エヌワーク等の子会社で構成される企業グループとなる。

 また、ストアブランドの統一に伴い、新ブランドマークを導入する。会社ロゴ等のCI(コーポレート・アイデンティティー)および店舗看板や販促物等のVI(ビジュアル・アイデンティティー)ともに、今年10月1日より新ブランドマークを使用する予定。対象店舗はエディオン直営家電店317店舗(平成24年3月末現在)で、フランチャイズ店舗や子会社店舗は除く。

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