「就労ビザ」問題を回避する船上オフィス計画、150近くの企業が興味を示す
2012年5月10日 18:50
taraiok 曰く、 元Yahooのソフトウェアエンジニアが、外国人が米国内で企業や仕事をするときに壁となる「就労ビザ問題」からの脱出を試みたオフショアリング支援企業「Blueseed」を創業したという。その脱出方法とは、シリコンバレーから12マイル、約30分の公海上に大型客船を常駐させ、そこに世界中から起業家たちを集めてオフショアリングを行う、というもの(venturebeat.com、本家/.、/.J過去記事)。
米国内での作業が必要な場合は、定期運行されるフェリーに乗って、ビジネス/観光ビザで米国内のシリコンバレーに行くという。この事業は、2013年の第3四半期に開業を計画しているが、Blueseedの調査によると米国内やオーストラリア、インドの150以上の企業が関心を持っているという(興味を持っている企業の国別数)。なお、費用は月約1600ドルで、サンフランシスコで一人暮らしをするのと同じくらいだそうだ。
いまのところ日本企業の参加者はいないもよう。
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