損保ジャパン、在宅勤務制度を本格導入

2012年5月10日 11:16

 損害保険ジャパンは9日、2012年4月1日に在宅勤務制度を本格導入したと発表した。「仕事は会社で行うもの」という既成概念をなくし、仕事の生産性・効率性をより重視する働き方を推進するとともに、大規模災害等で職員が出社困難な場合においても、顧客へのサービスの提供を継続できる態勢を構築する。

 損保ジャパンでは、東日本大震災の影響による電力供給不足への対策の観点で、昨年7月から2か月間、損保ジャパン本社ビルに勤務する職員約1500人を対象に在宅勤務を試行実施した。その結果、在宅勤務によって仕事の生産性・効率性の観点で一定の効果が得られると判断し、制度化して本社ビル以外の勤務者にも対象を拡大することを決定した。

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