[仕事術]生産性を向上させるシンプルかつ確実な5つの方法

2012年5月8日 19:39

 生産的であることは複雑である必要はありません。もちろん、物事を体系的に捉えて実行する能力や、タイムマネジメント(時間管理)のスキルを本当に身につけるのは一夜にしてできることではありませんが、生産力を飛躍的に高めることができて、すぐに実行できる簡単な方法はたくさんあります。

 何をするにも時間がかかると感じていたり、今よりたくさんの仕事をより短い時間で成し遂げる方法を探している方へ――今の状況を大きく変えられるちょっとしたコツを5つご紹介します。

■1.インターネットを切断する
 インターネットを使って行う調査や事実確認を絶え間なく行う業務をしているのでなければ、メールやソーシャルメディアやインスタントメッセージ(IM)など気が散るものを断ち切ることで、プロジェクト完了までのスピードを飛躍的に速めることができます。インターネットが必要なら、まずは使わないでできるだけ多くのことを終わらせるようにし、最後に余った時間を当てたらよいでしょう。

■2.仕事を「する」時間を減らし、計画により多くの時間を費やす
 多くの人が職場に着くなり、本当に終わらせなければならないことに関するプランをはっきりと思い描かずに、メールをチェックして返信し始めます。そして、あっという間に3時間が過ぎてしまいます。たくさんのことをやり終えた気になるかもしれませんが、いざ実際に成し遂げたことを言おうとすると困るのではないでしょうか。

 仕事に取り掛かるまえに、その日に終わらせなければならないことを1つから3つリストに書き出しましょう。そして、集中してそれらの仕事を完了させます。火消しに回るのはその後にしましょう。

■3.環境を変える
 可能ならば、ノートパソコンをもって近所のコーヒーショップに足を延ばし、そこでいくつか仕事を終わらせるというのもいい方法です。オフィスから出られずにっちもさっちも行かなくなったら、椅子の向きを変えてみるとか、ペンと紙を持って別室へ行き、しばらくそこで作業してみてもいいでしょう。場所を移動したり、環境を変えたり、目に入る物が変わったりすると、クリエイティブな思考を刺激し、できる仕事量が増えるでしょう。

■4.小さい目標を設定する
 明確な目標がないと、たくさんの時間が簡単につぶれてしまいます。反対に、達成できるとわかっているステップを確立したら、焦点は定まり集中力は格段によくなるでしょう。次のように口に出して言ってみてください。「15分以内にもう200ワード書くぞ」とか「ランチの前までにもうひとつマーケティングの目標を設定し、計画を立案することができます」などと。

■5.仕事と私生活の境界線を明確に
 夕方オフィスを出たら、自分がうれしくなることをしてください。おいしい料理を作ったり、家族と時間を過ごしたり、趣味に取り組んだり、友達と飲みに行ったり、あるいは泡風呂でリラックスすることだったり、なんでもいいのです。

 仕事以外の時間を最大限活用して何かを楽しむことができれば、職場に戻って椅子に座ったときに、よりリフレッシュして生産的に仕事に取り組めると感じるはずです。

 今回の内容は Kyle Tuttle氏によるゲスト投稿です。Tuttle氏は、学生が正しい心理学の単位を取得する手助けをしています。

関連記事

最新記事