中国、マッピング衛星「天絵1号02星」を打ち上げ

2012年5月8日 10:45

 中国国家航天局(CNSA)は北京時間5月6日15時10分(日本時間16時10分)、「天絵1号02星(Tianhui-1B)」を載せた「長征二号丁(Long March 2D)」ロケットを、甘粛省の酒泉衛星発射センターから打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、「天絵1号02星」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

 「天絵1号02星」はマッピング衛星で、中国航天科技集団公司所属の航天東方紅有限公司が開発・製造したもの。軌道上で観測を行い、科学研究、資源調査、地図作成などに使用されるという。天絵衛星シリーズの打ち上げは2010年8月以来、約1年9ヶ月ぶり。

 なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって161回目の打ち上げだった。

 ■我国成功発射“天絵一号02星”
http://news.xinhuanet.com/tech/2012-05/07/c_123085896.htm

 【関連記事】
中国、2基目の第2世代「北斗」を同時に打上げ
中国、通信衛星「亜太七号」を打ち上げ
長征5号ロケット、初の打ち上げは2014年
中国、11基目の第2世代「北斗」を打上げ
中国文昌衛星発射センターの建設、重要な1年を迎える

関連記事

最新記事