【銘柄診断】メンバーズは米フェイスブック上場が思惑呼ぶ、業績の支援も強力
2012年5月7日 09:48
■訂正高の余地大
メンバーズ <2130> (名セ)が爆発的な上昇を見せている。同社はFacebookマーケティングを中心としたソーシャルメディアマーケティングへの取り組みを中核に置いており、交流サイト(SNS)世界最大手の米フェイスブックのナスダック市場上場接近が刺激材料となっている。
そうしたところに前2012年3月期の連結営業利益が1億7100万円から2億3500万円(前々期単独1億1100万円)へ増額修正され、市場人気が加速されるパターンだ。
インターネットは近年、ソーシャルメディアやスマートフォンなどのサービス、テクノロジーの進化を受け、ますます消費者にとって身近なものになってきている。従って、インターネットの活用方法も従来の販促プロモーションや広報IR、通信販売といった領域から、最近では新規事業の創出や新サービスの開発などにおいても積極的に活用されるようになり、明らかにインターネットの新しい時代が訪れようとしている。
2011年3月期からFacebookマーケティングを中核とする事業モデルを推進してきた効果が早くも前3月期から業績に反映され始めている。名証上場で認知度が低く割安に置かれていたため、訂正高の余地は大きい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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