【銘柄診断】ケンコーマヨネーズは市場演出型企業へ変身中、新たな評価獲得へ
2012年5月6日 07:53
ケンコーマヨネーズ <2915> の人気相場に拍車がかかってきた。株価が大きく水準を切り上げてきた現在でもPBRは0.7倍と割安で、出遅れ訂正高が本格的に始まったと判断できる。
前2012年3月期はポテトサラダなど調理加工品が好調なほか、マヨネーズなど調味料も堅調で売上げは524億円と前々期比3.5%の増収を確保した模様だ。ただ原材料価格上昇が響き、営業利益は21億5000万円と同22,5%の減益となったと推定される。
「サラダ」という切り口で揚げ物、米飯などの「総菜」へと業域を拡大し、同じく「マヨネーズ・ドレッシング」という切り口で「ソース」まで枠を拡げ総合ソース企業のポジションを確立する方向へ動いている。業態は業務用メーカーから市場演出型企業へと変身しつつあり途上。株価もこれからよりアグレッシブな買いを引き付けて行くものと思われ、再び新展開入りする可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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