【銘柄診断】アイケイコーポレーションは通期増益見直す、9月1日に社名変更へ
2012年5月3日 22:26
バイク買取専門店のアイケイコーポレーション <3377> (東2)は今2012年11月期第1四半期が1億6700万円の営業損失という業績悪化に見舞われたため、4月11日に2281円の安値を示現、そこから出直り相場入りをうかがう展開。
「バイク王」をコアブランドとする中古オートバイ買取事業で、広告宣伝活動を第2四半期以降に延期したため第1四半期は買取の申し込み件数が減少した。オートバイ買取業界においては認知度の向上競争優位につながるだけに、広告宣伝活動はビジネスモデルの起点。その新CMについては4月27日から放映を開始しており、第2四半期以降の業績向上の牽引役になるものと期待されている。
会社側でも今11月期通期の業績については営業利益8億8500万円、前期比10.3%増益の期初見通しを据え置いている。足元の悪化を売った相場だが、次第に今後の明るさを前向きに評価する色彩を強めていく可能性が強い。
配当利回り4.9%、PBR0.9倍と割安な指標が株価をサポートしていきそうだ。なお、今年の9月1日から株式会社バイク王&カンパニーに社名を変更する予定で、顧客への知名度アップにつながることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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