【銘柄診断】インテリジェント ウェイブはもみ合い離れへ発進の態勢が整う
2012年5月3日 09:26
■中期的な上昇波動転換へ
カード・消費者金融・証券取引のシステム構築のインテリジェント ウェイブ <4847> (JQS)は次第高の動きを見せ、1月26日の高値2万1600円更新から新展開入りを目指す波動に変わろうとしている。
システムソリューション業務では親会社大日本印刷グループ会社向けのシステム開発受託の受注を伸ばし、カードビジネスのフロント業務もクレジットカードのオンライン決済処理に係るシステム開発受託及びシステム保守サービスなど好調。
そのため、今2012年6月期中間決算の営業利益は当初の1000万円を上回り、2900万円(前年同期6100万円の損失)への上振れ着地となった。
そうした中で今6月期通期の営業利益4億円(前期3億2100万円)は据え置かれており、その増額に期待が高まっているようだ。
クレジットカード会社は利息過払い請求への対応や業法改正による事業環境変化で苦しい状況が続いてきた、ようやく収益構造に道筋が付き、同社にとっても最悪の環境は通過した。株価は中期的な上昇波動に転換していく方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【話題株】シャープ年初来安値更新、33年ぶりの低水準、赤字決算を嫌気(2012/05/02)
・【上方修正株】青山商事は一転、業績上方修正でV字回復を鮮明化(2012/05/02)
・【特集】総合スーパー・大手コンビニ関連の業績好調で株価堅調(2012/01/23)
・【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(2012/01/03)