【銘柄診断】エス・エム・エスは自社株買いを好感へ、M&Aの収益寄与に期待
2012年5月1日 14:29
エス・エム・エス <2175> は3月16日の高値16万4500円からの調整局面にあったが、4月27日に発行済み株式総数の1.9%に相当する、上限2000株の自社株買いを発表、戻り相場にエンジンが、かかってきた。
前2012年3月期は営業利益15億1900万円と前々期比2%増益に留まったが、今2013年3月期は営業利益17億5800万円と前期比15%増益へ増益率がアップする見込み。
看護師の不足が続いていることを背景に「ナース人材バンク」が順調に推移、看護師/看護学生向けコミュニティサ-ビス「ナース専科 コミュニティ」の会員数も順調に増加していることなどが好業績の背景。
高齢化社会が進展する中、同社は高齢化社会に適した情報インフラを提供することで成長持続を図る方針。日本最大級の病院検索サイト「QLife」を展開するQLife社と資本業務提携すると発表、今後の収益寄与が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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