三菱重工、小型空冷式ガソリンエンジン事業を子会社へ承継

2012年5月1日 02:21

 三菱重工業は27日、同社が営む小型空冷式ガソリンエンジン事業を、同社100%出資子会社である三菱重工エンジンシステムに承継させる会社分割について、同日開催の取締役会において、吸収分割契約を承認することを決議したと発表した。

 三菱重工が営む小型空冷式ガソリンエンジン事業は、世界的な不況や国内外での価格競争激化等により、厳しい事業環境となっている。 こうした事業環境下、今後事業の再建を行っていくうえで、スリムで俊敏な事業体への変革に向けた抜本的対策が急務となっているため、三菱重工は2012年7月1日付で、小型空冷式ガソリンエンジン事業を簡易吸収分割により三菱重工の100%出資子会社である三菱重工エンジンシステムに承継させる方針を決定した。

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