【銘柄診断】ネクストは業績増額で見直し機運強まる、中国展開の収益にも期待

2012年4月28日 19:26

  ネクスト <2120> は2月21日に399円、3月26日に408円、4月23日に425円と着実に上値を切り上げる強い動きを見せている。

  主力の不動産情報サービス事業の内、「HOME'S不動産売買」と「HOME'S引越し見積もり」の売上が予定を超過する一方、営業費やシステム利用料など費用軽減で、前2012年3月期の営業利益は23日に7億9300万円から9億5200万円に上方修正された。

  前期比では45%の減益となるが、賃貸・不動産売買、新築分譲マンションなどの売上げは昨年12月をボトムに尻上がりに上昇傾向を強めており、今2013年3月期の業績好転への期待が刺激されているようだ。

  昨年4月に中国に賃貸・中古物件の検索サイトを開設、数年内に年商30億円を目指しており、その収益寄与にも関心が強まっている。今3月期の好業績見通しが発表されるようだと、出直り相場の天井も高くなっていきそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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