【銘柄診断】新日本理化は40%の戻りを達成、売り方の動揺は強まりつつある
2012年4月28日 18:44
新日本理化 <4406> (大1)は一気の反騰相場を演じた後の一服局面。4月9日の452円安値からストップ高を交え4月19日には798円まで急速に引き戻した。
3月2日の高値1297円から4月9日の452円までの下げ幅は845円。その452円から4月19日の798円までの上げ幅は346円。下げに対する戻り率は40%となる。
半値戻りは全値戻りの相場格言があるように、今後の相場を読む上で現在は微妙なポジションにあり、それが売り買いとも手控えられる要因になっている。
一時に比べれば薄くなったが、4月24日申し込み現在でも売り137万株、買い213万株と需給タイトな状態が続いている。需給がすべての相場ゆえに、売り方が買い戻しを完了すれば相場は終了ということになるのだが、死んだ振りからの反転相場入りは売り方に大きな動揺を与えているのも事実。
もみ合いは既に8日間を経過しており、ぼつぼつどちらかに離れてもおかしくないタイミングだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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