【銘柄診断】堀田丸正は収益体質強化が進展、親会社からの事業譲受で収益拡大
2012年4月27日 06:31
堀田丸正 <8105> (東2)は2月29日の88円の高値から調整に入っていたが、4月4日の51円で目先底を探りあて、再び上値をうかがう態勢を固めつつある。
前2012年3月期の業績は期中数回にわたり増額修正され、直近では営業利益4600万円の確保が想定されており、前年同期の1億4600万円の損失から大きな改善を見せた模様だ。
主力の和装事業では一部高級品への購買意欲が持ち直しつつあるほか、寝装事業も取引先の見直しなどで売上げは減少するが、利益率は改善している。
全体的にも前3月期は8.6%の減収の中で採算好転の方向にあり、収益態勢が強化されつつあることがうかがえる。
親会社ヤマノホールディングス <7571> (JQS)から和装事業の「きもの京都」「京のきもの屋四君子」「銀座きしや」「きものの錦」など40店舗の呉服和装用品専門店を譲り受けることで、今2013年3月期の業績躍進が想定されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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