【銘柄診断】明和産業は第二の「新日本理化」、売り残急増で仕手化へ背景が整う

2012年4月26日 13:50

  明和産業 <8103> がストップ高を交え、暴騰相場に突入してきた。その強烈な上げを見て信用売り残が急増、4月13日申し込み現在の31万株から4月20日申し込み現在では672万株に膨らんだ。

  4月23日から日々公表銘柄となったが、23日に833万株へさらに増えた後、24日申し込み現在では678万株に減少する流れ。一方、買い方は利食いを先行させながらの短期勝負で信用買い残は790万株の水準に留まっている。需給が厚みを増したことで、仕手相場へスケールアップの舞台は整ったと思われる。

  新日本理化 <4406> (大1)を手掛けているK筋が次の銘柄として「時々の鐘の音」のホームページで同社を推奨したことが手掛かり。新日本理化の成功例で個人投資家の関心は強まっており、今後予想される調整局面でもあまり深押しはなさそうだ。今の所買い戻しのチャンスがない売り方の動向が最大のポイントになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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