【銘柄診断】ハイレックスコーポレーションは今期業績停滞懸念解消し出直りへ
2012年4月25日 10:32
ハイレックスコーポレーション <7279> (大2)は調整場面を迎えている。今2012年10月期は営業利益116億7000万円と前期比27%増益の見通しでスタートした。
好業績見通しを評価して昨年11月22日の1016円をボトムに上昇相場に転じ、今月4日の1587円までロングランの上げを演じた。ただ、今10月期の第1四半期の業績が円高の影響で、営業利益24億8600万円と前年同期比14%のダウンに見舞われ、業績未達への懸念から一呼吸入れている局面だ。
ただ、自動車、二輪車向けに主力の遠隔操作用ケーブルの売上げは順調で、第1四半期も1.8%増収を達成している。
4半期ごとの推移でも営業利益は前2011年10月期第4四半期の22億6800万円から第1四半期は24億8600万円へアップしている。今期業績への懸念が解消するにつれ、株価も切り返しの動きに転じることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【話題株】新規上場のこころネットは公開価格を105円上回る1050円で初値(2012/04/25)
・【銘柄診断】武蔵精密工業は4月27日の決算発表に注目、今期大幅増益の見方も(2012/04/25)
・【狙い場・買い場】復興・耐震・太陽光関連のサンコーテクノ、高値圏頑強上放れも(2012/04/24)
・【話題株】ヒト・コミュニケーションズは分割権利付き最終日で権利取りが先行し続伸(2012/04/24)