【銘柄診断】東映はコンテンツビジネスの展開に注目、スマホなどに供給を開始
2012年4月23日 21:45
東映 <9605> は再び年初来高値圏に水準を切り上げてきた。前2012年3月期は2回にわたる増額修正で営業利益105億円と1%増益を確保した模様だ。当初は76億円でスタートしただけに、大幅な上積みとなる。
人気の高い「ワンピース」の国内版権収入の伸長に加え、「仮面ライダーオーズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」などのキャラクター商品化権営業も好調に推移したことが背景。そして、今年12月には前回大ヒットした劇場版「ワンピース」を公開予定にあり、今2013年3月期の一段の好業績への期待も高まっている。
インターネットへの配信、あるいはスマートフォンへの供給など、豊富なコンテンツを生かした事業にも積極的に取り組み始めている。コンテンツビジネスの展開は今後とも大いに注目されていきそう。
世の中の節約志向が強まる中、手軽な娯楽として映画見直しのムードも強まってきていることも、株価を支援する要因になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄診断】不二サッシはもみ合いを離れ新展開入り、有力筋介入の見方が強い(2012/04/23)
・【銘柄診断】ドクターシーラボは中間減益も通期では増益へ、整理一巡感も台頭(2012/04/23)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/02/02)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)