【銘柄診断】ドクターシーラボは中間減益も通期では増益へ、整理一巡感も台頭

2012年4月23日 21:33

  ドクターシーラボ <4924> は年初来もみ合い場面に終始している。今2012年7月期は1月中間決算で営業利益が50億2900万円と前年同期比2%減となり、株価を支えてきた成長トレンドへの懸念が株価の足取りを重いものにしている。ただ、中間決算こそ営業減益を余儀なくされたが、会社側では7月通期の見通しについては、営業利益113億円、前期比10%増益を見込んでいる。

  昨年11月に前年同月実績を下回った主力の通信販売が昨年12月以降、再び伸長していることや美白美容液など主力商品のリニューアルを計画していることなどが要因。

  海外は将来的な中国市場進出に向け、台湾やシンガポールなどアジア地域中心に出店し、認知度向上に努める意向で、中期的な期待材料である。昨年10月の52万6000円から半年の整理を入れており、タイミング的にはいつ出直りに転じてもおかしくない状況と言える。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題株】JTと鳥居薬品は新薬と輸出株回避の買いに期待高まる(2012/04/23)
【銘柄診断】不二サッシはもみ合いを離れ新展開入り、有力筋介入の見方が強い(2012/04/23)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/02/02)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)

関連記事

最新記事