スズキ、インドに二輪車新工場を建設 2014年に完成予定

2012年4月23日 18:20

 スズキは23日、インドのハリアナ州ロータックに二輪車の新工場を建設すると発表した。

 スズキは、2004年に二輪車の製造、販売を行う「スズキ・モーターサイクル・インディア」社(Suzuki Motorcycle India Private Ltd. 以下SMIPL)を設立し、2006年よりハリアナ州グルガオンの工場にて生産を開始した。

 インドの二輪車市場は2011年度に1,300万台を超え今後も拡大が見込めることから、SMIPLでは、スズキのインド子会社「マルチ・スズキ」社が四輪車のR&D施設を建設するために保有するハリアナ州ロータックの敷地の一部約40万m2を使用し、二輪車及び二輪車部品製造工場をあらたに建設することで州政府の認可を取得した。SMIPLは、マルチ・スズキ社よりこの土地の一部を借り受けて新工場を建設する。工場の生産能力は50万台で、2014年中に完成する予定。その後市場の拡大にあわせて順次増強していく計画。

 SMIPLは現在、スクーター2機種、モーターサイクル2機種を生産しており、2011年度の生産実績は35万台(前年比122%)。

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