【銘柄診断】もしもしホットラインは企業のアウトソーシング需要増を取り込む

2012年4月23日 13:07

  もしもしホットライン <4708> は3月27日の年初来高値850円示現から一呼吸入れていたが、目先調整を終え切り返しの足取りに転じてきた。

  前2012年3月期の営業利益を従来の68億円から80億円(前々期68億9100万円)に引き上げたが、テレマーケティング関連サービスが大きく伸びたほか、官公庁向けスポット案件のバックオフィス業務が寄与したことが好業績の要因。

  景気の先行きに不透明感がある中、企業はコストを柔軟にコントロールでき、かつ効率のいい仕事が期待できるアウトソーシングを活用する動きを強めている。そのため、業績も今2012年3月期は前期を上回る増益を達成できるものと思われる。

  配当利回りが5.7%と高く下値不安は薄い。また衆院選の最終リミットを来年に控え、市場で人気になる選挙関連株としての思惑も折に触れ材料視されそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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