スズキ、インドに続きインドネシアで新型小型車「エルティガ」を発売

2012年4月23日 12:43

 スズキは23日、同社のインドネシア子会社スズキ・インドモービル・モーター社(SIM社)が4月22日、3列シートの乗用車「エルティガ」の販売を開始したと発表した。

 「エルティガ」は今月12日に、先行してインドのマルチ・スズキ社で発売され、今回のインドネシアが2カ国目の発売となる。インドネシアで販売される「エルティガ」はSIM社の工場で生産される。SIM社は、インドネシアの乗用車市場の約6割を占めるMPV(Multi-Purpose Vehicle=多目的車)というカテゴリーに「エルティガ」を投入することで、より多くの顧客のニーズに応えていく。初年度は年間5万台を生産・販売することを計画している。

 4月22日に行われた「エルティガ」の発表会には、スズキの鈴木俊宏副社長が出席し、「スズキは1976年にインドネシアで生産を始めて以来36年間、常に皆さまにご満足をいただける商品をお届けしてきた。エルティガも必ずやインドネシアの皆さまにご満足をいただける商品であると強く実感している」と述べた。

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