削除ツール提供から1週間、50万台以上のMacがFlashbackに感染したまま

2012年4月22日 11:30

アップルは4月12日にマルウェア「Flashback」の削除ツールを提供開始したが、1週間経過しても感染台数は50万台を超えているという(Dr.WebのニュースリリースForbesの記事ZDNetの記事本家/.)。

Dr.Webが20日に公開したデータによると感染台数は減少傾向にあるものの、およそ55万台が感染しているとのこと。また、これまで登録されていなかったMacのUUIDが毎日のように出現していることから、Javaの更新を適用していないMacが新たに感染しているものとみられる。一方、KasperskyとSymantecは感染台数が大幅に減少したと発表したが、Dr.WebによればFlashbackが待機状態になり、各社の設置した検出用サーバーでの検出が困難になったことが原因だという。その後SymantecはDr.Webに同意し、正確な数を把握できていないことを認めている(Ars Technicaの記事Symantec Security Response's blogの記事)。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | セキュリティ | スラッシュバック | ボットネット | アップル

 関連ストーリー:
OS Xを狙う新たなマルウェア、Flashbackに続いて登場 2012年04月17日
マルウェアを解析した会社の忠告に対する Apple の冷たい仕打ち 2012年04月13日
60万台以上のMacがマルウェアに感染 2012年04月06日

 

関連記事

最新記事