【銘柄診断】日本ファルコムはコンテンツが豊富、スマホへの展開に取り組む

2012年4月22日 17:53

  日本ファルコム <3723> はもみ合い展開に終始している。今2012年9月期は営業利益2億5000万円と前期比53%の大幅な減益が想定されており、株価見直しの要因が見当たらない。

  今9月期第1四半期も営業利益7700万円と前年同期比11%の減益となり、低調なスタート状況となっている。

  同社はロールプレイングゲームの開発に強みを持ち、「イース」、「英雄伝説」など自社開発ソフトをパソコン用ゲーム、各種家庭用ゲーム機、携帯電話などに販売してきた。ただ、スマートフォン市場急拡大の波に乗り切れないことが業績に反映されている。

  現在、所有する豊富なコンテンツをスマートフォン市場に投入する計画にあり、その動向いかんでは収益が好転していく可能性もありそう。足元の業績低迷は株価には織り込み済みで、新作販売などの好材料の浮上を待つことになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題株】ツインバードは扇風機の夏物商戦入りを先取り買いし続伸(2012/04/20)
アメリカの金融政策を見守る相場=犬丸正寛の相場展望(2012/04/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/02/02)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)

関連記事

最新記事