【銘柄診断】サンリオは3段下げを完了して出直りへ、売り長の需給も支援要因
2012年4月22日 17:52
サンリオ <8136> は昨年11月14日の4195円高値から調整局面に入っていたが、チャート的には3月21日の3115円安値への3段下げで下降トレンドを終了、そこからの出直り局面を迎えているところ。
前2012年3月期は営業利益181億円と前々期比20%増を確保した模様だ。根強い人気を保つキャラクター「ハローキティ」を筆頭に「マイメロディ」「シナモロール」などオリジナルキャラクターのライセンスビジネスは北米事業の継続的な拡大、中国事業の本格的な展開などにより、今2013年3月期はさらなる業績の拡大が見込まれている。
前3月期ベースではPERは22倍台にまで買われている。ここからさらに上値を積極的には買い上がりにくい水準である。PBRも9.9倍と割高な水準に位置している。需給は信用売り残134万株に対し、信用買い残は123万株にとどまり、売り長状態に転じてきた。逆日歩が発生するようだと株価にインパクトを与えることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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