【銘柄診断】ニッセンホールディングスはインターネット拡大受け3月大幅増収
2012年4月22日 10:23
ニッセンホールディングス <8248> (大1)は勢いのある出直り相場に転じてきた。3月度の売上げが前年同月比18.9%増を達成し、好環境、増額への期待感が強まってきている。
前年が東日本大震災による大きな打撃を受けた面もあるが、18.9%増という大きな伸びは前2011年12月期には一度も無かった現象である。特にインターネット経由の売上げが同25%増と伸びが顕著で、新規顧客の取り込みが順調に進んでいることがうかがえる。
同社は衣料品、雑貨など総合カタログを中心とした通販大手。値ごろ感のある価格設定を実施した家具・インテリア商品を牽引役に底堅く推移しているため、今2012年12月期は営業利益34億円と前期比25%の増益が見込まれている。
インターネット経由という販売形態が新たな評価を呼び込みつつあるようだが、チャート的には530円台に大きな関門が控えている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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