【銘柄診断】日産自動車は世界シェアが着実に上昇、今3月期の大幅増益に期待
2012年4月21日 08:27
日産自動車 <7201> が目先調整を切り上げ、出直りの兆しを強めてきた。4月2日の昨年来高値905円から4月17日の801円まで12%の下げを演じ、値幅調整終了との見方を引き出している。
前2012年3月期は営業利益4800億円と前々期比10%減益に見舞われた模様。ただ、5月11日に発表が予定されている決算発表で今2013年3月期の大幅増益が明らかになるとの期待感が改めて強くなってきている。
前3月期の第3四半期の世界シェアは6.5%と第2四半期の6.4%から上昇、リーマンショック以降で最高を更新するなど、会社に勢いが出てきている。
そうした先高感の強さから、株価が調整局面の間も押し目買いが着実に流入し直近4月13日申し込み現在では1182万株と約1ヶ月前の3月16日申し込み現在の655万株から急増している。まだそれほど重荷になる水準ではないが、その推移には注目していく必要がありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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