ソニー、最大1.5TBの記憶容量を持つ「オプティカルディスク・アーカイブ」を発表
2012年4月18日 20:24
あるAnonymous Coward 曰く、 ソニーは全米放送機器展「2012 NABショー」に映像アーカイブ・ストレージシステム「オプティカルディスク・アーカイブ」を技術参考展示した(プレスリリース、本家/.)。
オプティカルディスク・アーカイブは、1インチサイズのカートリッジに12枚の光ディスクを内蔵、300GBから1.5TBの記憶容量を持つ大容量ストレージとして利用できる。保存時の温度・湿度の変化の影響を受けにくく、防塵性及び耐水性が高いことが売り。またメディア世代間の互換保証で、コンテンツの長期間保存に適しているとのこと。2012年秋にはUSB3.0対応のドライブユニット「ODS-D55U」も同時に発売する予定。
EXTREME TECHの記事によれば、記憶容量の面で5TBのデータを保存できるデーブドライブ、転送速度など点ではHDDが優れているが、オプティカルディスク・アーカイブは長距離移動時の耐久性などの面から、この二つの隙間を埋めるニッチな市場を目指すことになるだろうとしている。
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