【銘柄診断】日本橋梁は相場のワンサイクルを完結、次は業績が相場の焦点に
2012年4月18日 21:40
日本橋梁 <5912> は昨年12月27日の222円から今年1月20日の1150円まで1ヶ月で株価5倍増を演じた。短期で急騰して整理に時間がかかるのが仕手株相場の特徴だが、同社もその例に漏れず1月高値から既に2ヶ月の整理を経過している。
問題は信用買い残の動向。1月相場では信用買い残は昨年末の33万株が高値時の1月20日申し込み現在では78万株に増加した。たいした増加株数ではなかった。ところが信用買い残は以後、延々と増え続け直近4月13日現在では1925万株にまで達した。高値から大きく下げた値ごろを頼りに個人投資家の押し目買いが膨らんでいるパターンである。
信用買い残のある程度の整理が進まないと株価の本格的な戻りは期待薄と思われる。首都高の補修、あるいは復興計画の進展などにより、前2012年3月期に続き、今2013年3月期も業績は好調が予想されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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