OS Xを狙う新たなマルウェア、Flashbackに続いて登場
2012年4月17日 20:13
あるAnonymous Coward 曰く、 最近Mac OS Xを狙うマルウェア「Flashback」が話題だが、次はMicrosoft Wordの脆弱性を狙うMac OS X向けの新たなトロイの木馬が登場しているらしい(Internet Watch、本家/.)。
このトロイではダミーのWord文書が表示され、その裏でマルウェアがインストールされるという。ただし悪用される脆弱性に対してはすでに修正パッチが適用されているとのこと。マルウェアに感染すると、「/Users//Library/Preferences/com.apple.PubSabAgent.pfile」や「/Users//Library/LaunchAgents/com.apple.PubSabAgent.plist」というファイルが作成されるという。
Kasperskyは「Backdoor.OSX.SabPub.a」、SOPHOSは「OSX/Sabpab-A」という名称で認識しており、システムに侵入されると攻撃者によってリモートからシステムを監視されたり、デスクトップのスクリーンショットを撮られたりされる可能性があるという。
スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | MacOSX
関連ストーリー:
マルウェアを解析した会社の忠告に対する Apple の冷たい仕打ち 2012年04月13日
60万台以上のMacがマルウェアに感染 2012年04月06日