ディスカバリー最後の空輸、準備完了

2012年4月17日 08:00

 米航空宇宙局(NASA)は4月16日、スペースシャトル・ディスカバリーの取り付け作業を終え、ディスカバリーを載せたシャトル輸送機N905NA(ボーイング747の改造)がケネディ宇宙センターのシャトル着陸施設(SLF)に姿を現した。

 NASAによると、ディスカバリーを載せたシャトル輸送機はアメリカ東部夏時間4月17日7時(日本時間20時)にケネディ宇宙センターを出発し、約3時間40分の飛行を経て、ワシントン・ダレス国際空港に着陸する予定になっている。現地には多くのスペースシャトル・ファンが集まることが予想されており、会見も予定されているという。

 ディスカバリーはその後、アメリカ国立航空宇宙博物館の別館「ウドヴァーヘイジー・センター」に運ばれ、展示する予定となっている。

 写真=NASA。

 ■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html

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