【銘柄フラッシュ】特種東海製紙やカルビーが高くプレナスやシャープも堅調
2012年4月16日 17:49
16日後場は、対ユーロで前週末から1円以上円高の104円台に入ったため、一段と見送りムードが拡大。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は東証1部の売買代金1位で3.5%安となり、メガバンク3銘柄の下落率はそろって3%台。やはり特段の悪材料が聞かれなかった丸紅 <8002> が4.8%安、商船三井 <9104> も4.1%安など、全体に軟弱地合い。
なかで、シャープ <6753> は亀山工場で高性能液晶パネルの生産開始と伝えられ、売買代金は前引けの6位から15位に後退したものの1.2%高と反発基調を維持。一方、前場は反発のソニー <6758> は値を消し1.0%安。
カルビー <2229> は中国での合弁展開に逆日歩妙味が加わる形で3日連続高値更新の3.7%高、ブックオフコーポレーション <3313> は京都市内に関西地方で最大の店舗を4月19日に開設と伝えられを3.8%高。
東証1部の値上がり率1位は特種東海製紙 <3708> の14.5%高となり14時に放射性物質を吸着する不織布を開発と発表し急伸、2位は上場投信を除くと前沢工業 <6489> の9.4%高となり5月期末配当の4期ぶり復配を好感し前引けの8.5%高から一段ジリ高、3位には100円ショップのキャンドゥ <2698> が入り四半期決算を好感し高値更新の6.1%高。
ベスト電器 <8175> は12日に決算予想を減額修正し13日に発表したため週明けは冷静で出直り5.8%高、プレナス <9945> は13日の決算を受けて野村、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げが伝えられ高値更新の4.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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