【銘柄診断】カルソニックカンセイはもみ合いで蓄えてきたエネルギー放出へ
2012年4月16日 14:58
カルソニックカンセイ <7248> はここへきて証券会社がレーティングを買いから中立に引き下げたことをきっかけに整理色を強めている。
前2012年3月期の第3四半期累計決算では営業利益が146億7100万円と前年同期比2%減益となり、同業他社に比べた収益回復ピッチの遅さが嫌気されているもの。前3月期通期でも営業利益は210億円、前期比7%増の見通しが据え置かれた。
ただ第3四半期単独の営業利益は67億5600万円(前年同期比15%増)と第2四半期の54億7400万円から増加に転じている。
欧州拠点が好調に推移する一方、一時的に販売価格が低下したアジア拠点での利益回復が見込まれるため、今2013年3月期も連続増益が想定されている。
昨年7月以降、500円大台が上値抵抗ラインとなる今一つさえない足取りを続けてきたが、ぼつぼつもみ合いで蓄えてきたエネルギーを放出する局面を迎えてもおかしくないタイミングだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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