【銘柄診断】アルプス電気は今期、来期と業績躍進、調整は短期で切り上げへ
2012年4月15日 06:57
アルプス電気 <6770> は株価の回復力が鈍い。昨年9月の前2012年3月期9月中間決算で減額修正したのに続き、今年1月にも再減額するなど業績回復の遅れが響いている。
しかし、タッチパネルやスマホ向けのカメラ用光モジュールなど新製品効果の上乗せ、為替前提の円安方向への見直しなどにより、今2013年3月期はV字型の回復が期待できるとして証券会社が目標価格を引き上げ、見直し買いの増加が期待できる状況となっている。
中期的に自動車とスマートフォン向けの取り組みを強化する方針。自動車向けは子会社のアルパイン <6816> との連携を強めて受注獲得に努め、スマートフォン向けはタッチパネルのほか、PCや携帯電話で培った技術を基に受注拡大を図る意向だ。
従って、今3月期よりは来2014年3月期の方がさらに業績が良くなることが予想される。短期で調整切り上げの動きになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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