【銘柄診断】河合楽器製作所は環境好転を見直す、今3月期の業績に期待大きい
2012年4月15日 06:57
河合楽器製作所 <7952> は昨年12月19日の138円を底値に着実な訂正高波動を描いている。
昨年8月の前2012年3月期第1決算発表時に前3月期通期の営業利益を14億5000万円から23億円(前々期26億2600万円)に増額した。ただ増額しても減益ということで、市場ではあまり評価の対象にはならなかった。
しかし、今年に入り1月には最高級グランドピアノ「Shigeru Kawai」シリーズをモデルチェンジして世界同時に発売、3月に入ると、前3月期の期末一括配当を従来計画の2円50線から4円に引き上げることを明らかにした。
また、中国では生活水準アップにつれピアノの購入ブームが起きていると伝えられ、同社を取り巻く好環境、先行きの見通しの明るさに、見直し人気が高まってきている。
相場は明らかに今2013年3月期の業績躍進を評価する相場に踏み入れてきており、まだ上昇トレンドの途上に位置していると思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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