【銘柄診断】横浜銀行は貸出金の伸びに注目、目先底入れから反転相場を目指す
2012年4月13日 13:53
横浜銀行 <8332> は3月27日に422円の年初来高値に買い進まれた後調整に入っていたが、4月11日の383円で目先底入れの動きとなっている。
前2012年3月期の第3四半期累計の純利益は348億5000万円と前年同期比5%の増益を確保、3月期通期でも純利益は505億円と前期比7%増益を達成した模様だ。
与信費用が大幅に改善したほか、第3四半期に悪化した株式損益も期末にかけては改善傾向が顕著になっている。人口成長率の高い神奈川県での底堅い住宅ローン需要などを背景とした貸出金の伸長、それに伴う業務粗利益の増加、経費や与信費用の低位安定などにより、今2013年3月期以降も緩やかながら増益基調が続くものと見られている。
前3月期第3四半期末の貸出金残高は8兆9618億円と9月中間決算に比べ2279億円増加している。銀行株の株価を見る上でのポイントになる貸出金が伸びているという点で、株価も堅調な動きが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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