【銘柄診断】アイセイ薬局は来3月期も連続増益へ、さらに割安さが強まる方向
2012年4月12日 09:35
アイセイ薬局 <3170> (JQS)が上昇トレンドを鮮明にしている。前2012年3月期は期末に96円の一括配当が予定されていることで、配当取り狙いの買いが一巡する配当落ち後は調整に入るかと思われたが、そうした懸念は一掃され、配当落ち後も揺るぎない上げを見せている。
調剤薬局事業は既存店が堅調な推移を見せる一方、昨年2月に子会社化したコスモ・メディカルが寄与、前3月期は営業利益17億3600万円と前期比33%増益を達成した模様だ。同社は個人診療所の近隣に店舗を構えるマンツーマン型の店舗を中心に展開してきたが、ここへきて診療科目の異なる複数の医療機関が入る医療ビル等に医療モール型の店舗数拡大を進めている。
事業拡大に向けた店舗展開が順調に進捗しているため、アナリスト筋は今2013年3月期についても前期に比べ20%程度の増益確保が有力と見ている。株価上昇にも関わらずPERはまだ8倍台。今3月期の業績見通しが明らかになった時点では割安さがさらに強まることになる。株価もなお上昇トレンドを継続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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