JR東日本、秋田新幹線用のE6系車両を順次製造 2014年春までに23編成

2012年4月10日 18:29

 JR東日本は10日、2013年春から東北新幹線の宇都宮~盛岡において、E5系とE6系の併結列車で300km/h運転を実施するために、秋田新幹線用のE6系新幹線車両を順次製造すると発表した。同社は東北新幹線での320km/h運転をめざし、段階的に高速化を進めている。

 今回、秋田新幹線用にE6系新幹線車両(7両編成)を23編成(161両)新造する。新造車両は2012年11月以降落成し、2014年春までに23編成落成する予定。現在走行試験を実施している量産先行車1編成(7両)も、走行試験を終え次第、営業列車に投入する。運転開始時期は2013年春からの予定。運用区間は秋田新幹線(東京~秋田)。

 車両の特長は、新幹線区間を320km/hで走行するためのロングノーズタイプ先頭形状、乗り心地向上のための全車フルアクティブサスペンションなどを導入したこと。また、環境性能を確保し、バリアフリー設備を充実させるとともに、E3系の6両編成と同等の定員を確保するため7両編成とした。


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