ミシュランガイド北海道版が4月20日発売へ、4軒のレストランが三つ星獲得

2012年4月10日 16:42

 日本ミシュランタイヤは10日、厳選したレストランとホテルを紹介する「ミシュランガイド北海道 2012特別版」のセレクションを発表した。今回掲載される施設は合計699軒で、このうちレストランが475軒、ホテルが133軒、旅館が91軒となっている。「ミシュランガイド北海道 2012特別版」は4月20日に発売される。

 今回三つ星を獲得したのは4軒のレストランで、札幌市からは「鮨 田なべ」、「温味」そして「モリエール」の3軒、洞爺湖町からは「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」1軒が選ばれた。また、12軒のレストランと1軒の旅館が二つ星、50軒のレストランと2軒の旅館が一つ星を獲得した。

 「ミシュランガイド北海道 2012特別版」は、海外のミシュランガイドと同様に星が付かない店舗も数多く掲載しており、その中でも121軒にはビブグルマンのマークが付いている。ビブグルマンとは、ミシュランのコーポレートキャラクターである「ビバンダム」こと「ミシュランマン」の顔をマークにした、コストパフォーマンスの高い食事を提供する、星は付かない店舗の中でも特に調査員のおすすめのレストランを表す。「ミシュランガイド北海道 2012特別版」では、3,500円以下で食事ができる店舗にこのマークが付いている。

 また、ビブグルマンや星付き店の他にも、星は付かないが「おすすめの店」が288軒掲載されている。さらに、「ミシュランガイド北海道 2012特別版」には、うどん、カレー、串焼き、ジンギスカン、豚丼、豚肉料理、焼き肉、洋食、羊肉料理、ラーメン、スペイン料理、そしてピッツァという新しいカテゴリーも掲載され、バラエティーに富んだセレクションになっている。

 日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス代表取締役社長は、「北海道は私にとって非常に思い入れが深い土地だ。車社会であり、特に冬には過酷な道路状況になる北海道は、ミシュラングループのタイヤ研究開発、さらに日本ミシュランタイヤのタイヤビジネスにおいても非常に重要な土地。そのため、この地でミシュランガイドを刊行できることを非常に嬉しく思う」と述べている。

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