【銘柄診断】MORESCOは紙おむつが国内外で好調、中期計画も評価材料に
2012年4月10日 12:14
MORESCO <5018> は2月23日の高値957円からの調整局面にある。株価は昨年11月24日の655円を底値に2月23日の957円まで43%の上昇を見せた。
前2012年2月期の好業績、そして今2013年2月期の増益継続への期待感が株価を支えてきたと言える。しかし、2月24日に前2月期の業績について営業利益が14億7000万円から12億1000万円(前々期12億5100万円)へ引き下げられ、失望売りに3月2日には806円まで売り込まれた。円高、タイの洪水の影響により自動車関連分野の売上高がその影響を受け低調だったことが要因。
今2月期は円高、タイの洪水の影響が一巡することで業績は回復感を強めるものと思われる。紙おむつが国内では大人用の需要が堅調であり、海外では人口増加により東南アジアで子供用の大きな需要増が見込まれている。
そのほか環境関連分野、情報関連分野、エネルギーデバイス分野などでオンリーワン製品の開発に取り組み、2015年3月期に営業利益24億円を目指す積極的な中期計画はもっと見直されていい材料である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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