【銘柄診断】三協・立山ホールディングス震災需要取り込み業績好調、再増額も
2012年4月10日 09:07
三協・立山ホールディングス <3432> は1月以来のもみ合いを離れ、新たな上昇相場が繰り広げられる可能性が強い。
今2012年5月期の業績について1月に営業利益が60億円から84億円(前期比6%増)に増額されたことをきっかけに上放れ相場に走り、以後は値固めを順調に進める展開。そしてここへきて今5月期は4期ぶりに復配し、期末に2円配当を実施すると発表、改めて業績の順調な回復振りに目が向けられている。
復興需要の本格化を背景に、住宅向けサッシの売上げが伸びているほか、売上増加で工場稼働率が上昇しているうえ、生産ラインの集約などで採算も改善。
今5月期の11月中間決算で営業利益は52億9000万円と前年同期比64%増を記録した。それを踏まえたうえで今5月期の営業利益84億円への増額されたが、中間決算の実績を踏まえれば、あまりにも慎重。10日には今5月期第3四半期決算の発表が予定されており、株価は再増額を織り込む展開に走りつつある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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