【今日の言葉】『遺訓と時代の変化』=日曜日朝のテレビで飛び交った言葉

2012年4月8日 09:08

  『遺訓と時代の変化』=日曜日朝のテレビでは、「遺訓」という言葉が幾度か飛び交った。北朝鮮の衛星打ち上げは、亡くなった金正日氏の遺言であり遺訓であると紹介がされていた。

  遺訓ということでは、日本も負けていない。徳川家康、松下幸之助などが数多くの遺訓・教えを残している。「人の一生は重き荷を負うて遠き路を行くがごとし」、「怒りを敵と思え」といった家康の言葉もある。幸之助の「無税国家構想」もあるという。遺訓は創業者的な人に多くみられる。しかし、時代は移り変わる。今は徳川幕府は無い。

  パナソニックもかつての家電独り勝ちから今や赤字企業に転落。松下政経塾卒業の野田総理は増税を打ち出している。テレビ・ゲストの「北朝鮮の若き指導者がいつまで遺訓を守ることができるか。どこかで自分らしさを出すのではないか」、という言葉はうなずける。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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