【銘柄診断】ソフトクリエイトはEC市場拡大の流れに乗り業績の成長が続く

2012年4月7日 14:27

  ソフトクリエイト <3371> は3月27日の1198円をピークに調整色を強める展開。前2012年3月期の期末に20円の高配当が実施されたため、配当取り狙いで参加した投資家がひとまず売却に動いている模様だ。

  主力のEC(電子商取引)サイト構築用ソフト「イーシービーイング」ならびにその周辺ビジネスが伸長しているため、前3月期は10億3900万円と前期比2%の増益を達成した模様だ。ただ、これはかなり余裕を持った慎重な見通しで、アナリスト筋には上振れての着地を想定する向きが多い。

  また、同社は2月20日に今年10月1日をメドに純粋持株会社体制に移行すると発表した。グループ全体の実体は現状と大きな変化はないが、協業・提携がやりやすくなるため、大型案件が獲得しやすくなるメリットが発生すると思われる。EC市場の拡大はなおトレンドになる方向にある。一呼吸入れた後、本格的な業績見直しの相場がスタートするものと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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