【銘柄診断】トランザクションはファブレスの強みを生かし連続最高益更新へ

2012年4月5日 18:39

  トランザクション <7818> (JQS)が息の長い上昇トレンドに乗っている。昨年3月17日の安値346円から今年3月28日の1150円まで、途中小休止はあるがほぼ一貫した上げを見せてきており、それはまだ継続中である。それを支えているのは好業績。

  同社の特徴は工場を持たず店舗を持たない雑貨製品のファブレスメーカーであること。膨大な固定費がかからず機動的に動けるため、景気の変動に左右されにくいのが強みだ。

  成長市場であるエコ雑貨製品の開発強化と、今後大きな成長が見込める、スマートフォン・タブレット型端末市場で、デザイン性・機能性に優れた関連雑貨製品の開発・市場投入に注力。

  今2012年8月期の第1四半期は営業利益1億5000万円と前年同期比倍増の大幅増益を達成した。それにも関わらず2月中間決算の営業利益1億8600万円(前年同期比44%増)の予想を据え置いており、上振れ着地は必至の情勢で、それはまた今8月期通期の増額修正につながるものと思われる。

  連続のピーク利益更新という業績好調の織り込みはこれからさらにスケールアップの可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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