【銘柄診断】プレナスは格付け引き上げで見直し買い加速も目先は急騰の反動へ
2012年4月5日 16:09
持ち帰り弁当「ほっともっと」を展開するプレナス <9945> は3月1日の目先底値1271円から再び上昇力を強め4月2日に1505円まで、1ヶ月で18%の上昇率を記録した。
2月の既存店売上は前年同月比6.8%増と7ヵ月連続で前年を上回る状況が続いていることを踏まえ、証券会社がレーティングを引き上げたことが見直し人気に拍車をかけている。
新規展開エリアの関西や中京などが知名度向上から大幅売上げ増を達成している模様で、収益アップへの体制固めが進んでいることが評価を高めている。
前2012年2月期は営業利益65億円と前期比13%増を達成した模様で、今2013年2月期についても出店増を背景に連続増益が見込まれている。
ただ、PERは29倍台にまで上昇、業績好調を評価する買いはとりあえず一巡する可能性もありそう。中国で宅配に特化した新業態の弁当店を展開しており、それが収益に反映されるようになれば中期的に評価替えの材料になり得る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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