【銘柄診断】青山商事は好業績評価の流れに乗るが、強弱感の対立する水準に
2012年4月3日 17:58
青山商事 <8219> は好業績評価の流れに乗り順調な上昇波動を描いている。
一都三県を中心とする着実な出店増、クールビズやウォームビズ商品需要を踏まえた対応商品の品揃え強化などを背景に、前2012年3月期は営業利益147億円(前々3月期133億5900万円)と大幅増益を達成した模様だ。
既存店の月次の売上げは1月が前年同期比前年同月比3%増、2月が7%増と今年に入っても好調を維持しており、この流れから予測すると今2013年3月期の業績も続伸の方向が予想される。イトーヨーカ堂への出店拡大やモデルの佐々木希との共同ブランド立ち上げなど、今後の収益アップへの態勢作りを進めている。
さらに中国に生産拠点を持つ服良の株式を取得、中国出店拡大を図る方針だ。見直し人気に乗ってPER19倍の水準にまで買い上げられてきただけに、やや強弱感が対立し始めることも予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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